国宝「彦根城」日本が誇るお城を楽しく観光

国宝に認定されている滋賀県にあるお城「彦根城

滋賀県は琵琶湖がとても有名ですが、調べると沢山の見所が存在しています。

その中の一つである国宝に認定されている彦根城

私は日本全国のお城に興味を持っています。

国宝や世界遺産になっていなくても日本のお城はとても美しく調べると歴史がとても深いです。

目次

ひこにゃん

「ひこにゃん」は彦根市のマスコットキャラクターです。

井伊直孝に縁ある1匹の白猫をモデルとしている。

天気や状況によって日程の変更があります。

詳しく知りたい方は公式サイトHPをご参照ください。

https://hikone-hikonyan.jp/

日本の国宝・世界遺産のお城

・姫路城(兵庫県)

・彦根城(滋賀県)

・松本城(長野県)

・犬山城(愛知県)

・松江城(島根県)

日本で世界遺産のお城は5城のうち3城は沖縄にあるんですね

琶湖八景 『月明 彦根の古城』

「月明かりに浮かび上がる壮麗な彦根城」として『月明 彦根の古城』が選ばれています。

琵琶湖八景とは?

夕陽・瀬田石山の清流
煙雨・比叡の樹林
涼風・雄松崎の白汀
暁霧・海津大崎の岩礁
新雪・賤ヶ岳の大観
月明・彦根の古城
春色・安土八幡の水郷
深緑・竹生島の沈影

日本の琵琶湖周辺に見られる優れた風景から「八景」の様式に則って8つを選んだ風景評価の一つ

滋賀県は大半が琵琶湖ですけど、
周辺を調べていくと観光名所や見所が沢山あるんですよね。

国宝 滋賀県 彦根城

天守は3階3重の屋根で構成されています。屋根は「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりおもやはふ)」「唐破風(からはふ)」を多様に配しており、2階と3階には「花頭窓(かとうまど)」、3階には高欄付きの「廻縁(まわりえん)」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿を見せています。大津城から移築されたと言われ、政治的象徴としての外観の美し佐だけでなく、城本来の昨日である軍事面でも優れています。

昭和27年(1962年)に国宝に指定。

https://hikonecastle.com/about.html

近江国犬上郡彦根に建てられており、全国のお城の中でも保存状態の良い城跡で、天守と付櫓や多聞櫓が現在国宝に指定されています。

お城の周りも風情あふれる街ですので、歴史を知ってから行くと楽しみが増えますね

彦根城の歴史

彦根城は大坂城包囲網の城のひとつです。

他には名古屋、姫路城、篠山城、膳所城、伊賀上野城などがあります。

江戸時代初期に築城された井伊家の居城で彦根藩の政庁が置かれていました。

彦根には、石田三成の居城の佐和山城がありましたが、関ヶ原の戦いの後に戦功で近江18万石の居城として佐和山城主となった井伊直政が石田三成の城に住むわけには行かないと、新たに築城されたのが彦根城です。

彦根城の4つの門

彦根城の中堀は西の船町口、南の京橋口、北の長橋口、佐和口

京橋口

京橋口もんは重臣屋敷と本町筋の間にあり、内堀の大手門にも通じる要所に位置しています。

門の内側に設けられた桝形には、中堀に接して高麗門(冠木門)があり、その内側を鉤の手に曲げて櫓門が築かれていました。

櫓門は門の上に2階2重の櫓が乗り、両側に多門櫓が伸びています。

門の形式としては最強の枡形で、重厚な構えとなっていました。

京橋口は城下町の街並みを再現した夢京橋キャッスルロードが一番近いです。

佐和口

「いろは松」に沿った登城道の正面にあります枡形を囲むように築かれているのが佐和口多聞櫓です。

佐和口は表門に通じる入り口として、京橋口と共に彦根城の重要な城門の1つです。

重要文化財となっている佐和口多聞櫓は、佐和口に向かって左翼に伸びています。

その端に二階二重の櫓が立っています。

多聞櫓に連接しています。多聞櫓は長屋のような形が特徴的な櫓の一種で、「多聞」の名は戦国武将松永久秀(まつながひさひで)の多聞城(奈良市)で初めて築かれたことに由来すると伝えています。

佐和口の多聞櫓は、佐和口の桝形を囲むように二度曲折する長屋となっています。

西の丸 三重櫓、続櫓

重要文化財に指定されている彦根増の西の丸三重櫓

本丸に隣接している西の丸の西側端にあり、さらに西に張り出した出曲輪(でぐわ)との間に設置されている大堀切に面して築き造られています。三重櫓は東側と北側に「く」の字に付属させて設けられています。

彦根城天守の裏側を守る櫓になっているんですよ😊
装飾的な破風はないですが、櫓全体を総漆喰塗りとなっています。

彦根城には山崎曲輪(やまざきくるわ)の三重櫓がありますが、明治維新後に壊れてしまったんです。

彦根城の天秤櫓

天秤櫓は、大手門と表門からの道が合流する要(かなめ)の位置に築かれた櫓です。
この櫓は、上から見ると「コ」の字形をしており、大手門からと表門からの登城道をそれぞれ押さえるために両隅に2階建ての櫓を設け、中央に門が開く構造となっています。あたかも両端に荷物を下げた天秤のようであり、江戸時代から天秤櫓の名があります。
けれども詳細に見ると両隅の2階櫓は棟の方向が異なっており、格子窓の数も左右で違うなど決して左右対称ではありません。このような構造の櫓は他に例がありませんが、均整のとれた美しさに加え、城内の要の城門としての堅固さを感じさせます。

大手門と表門からの道が合流する天秤櫓の下は、鐘の丸から天守へと伸びていた尾根を、築城時の縄張りによって大きく断ち切った箇所で「大堀切(おおほりきり)」と言います。大堀切には橋が架かっていますが、この橋がなければ天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入できません。戦となれば、この櫓が果たす役割は重要でした。

天秤櫓が築かれるのは、築城の開始から数年後と考えられています。彦根藩主井伊家の家譜である『井伊年譜』には、この櫓が長浜城の大手門を移築したものであると記されています。昭和30年代の解体修理では、移築された建物であることは確認されていますが、天秤櫓の前身が『井伊年譜』の記載どおり長浜城大手門と断定するには至っていません。
天秤櫓はおよそ400年の長い年月の間に、幾度か修理を重ねてきました。中でも嘉永(かえい)7年(1854)の修理は大規模で、建物のみならず石垣まで積み替えています。
大堀切から天秤櫓を見上げてみてください。右手の高石垣が、越前(現在の福井県北部)の石工(いしく)たちが築いたと伝える築城当初の「打ち込みハギ積み」。そして、左手が幕末の嘉永年間に積み替えた切石の「落し積み」です。

彦根城 Photo

彦根城内

階段がとても急でした。松本城も同じですがとても危険な階段ですね💦
滑らないように注意しました。

柱や梁に残されている美しい模様はチョンナ目と呼ばれるノミ跡です。

注意

特別展・企画展などの外部からの借用作品を展示している場合は撮影ができないことがあります。

普段はフラッシュ三脚を使わず、他のお客様の邪魔にならない範囲ならば撮影が可能です。

※マナーをしっかり守って楽しみましょう。

撮影禁止のお城もありますので注意しましょう。

彦根城 開場時間・入城料

開場時間

08:30~17:00

(開国記念館は最終入場16:30まで、天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、馬屋は最終入場16:45まで)

料金

入城券(彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)

個人(一般) 個人(小尾・中学生) 団体30名以上(一般) 団体30名以上(小・中学生)
800円 200円 720円 180円
団体100名以上(一般) 団体100名城(小尾・中学生) 団体300名以上(一般) 団体300名以上(小・中学生)
640円 160円 560円 140円

玄宮園のみの観覧料金

個人(一般) 個人(小尾・中学生) 団体30名以上(一般) 団体30名以上(小・中学生)
200円 100円 180円 90円
団体100名以上(一般) 団体100名城(小尾・中学生) 団体300名以上(一般) 団体300名以上(小・中学生)
160円 80円 140円 70円

彦根城(玄宮園を含む)と博物館のセット券の観覧料金

個人(一般) 個人(小尾・中学生) 団体30名以上(一般) 団体30名以上(小・中学生)
1,200円 350円 1,080円 315円
団体100名以上(一般) 団体100名城(小尾・中学生) 団体300名以上(一般) 団体300名以上(小・中学生)
960円 280円 840円 245円
彦根城博物館の観覧料金 開館時間 午前8時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
個人(一般) 個人(小尾・中学生) 団体30名以上(一般) 団体30名以上(小・中学生)
500円 250円 450円 170円
団体100名以上(一般) 団体100名城(小尾・中学生) 団体300名以上(一般) 団体300名以上(小・中学生)
400円 145円 350円 120円

彦根城 周辺

夢京橋キャッスルロード

みやげ物店、食事処、甘味処などが軒を連ねている通りです。

風情があってとても良い通りです。
江戸時代の街並みを再現しているそうです。

玄宮園(げんきゅうえん)

昭和26年には国の名勝に指定されています。
現在は、庭園部分を玄宮園、御殿部分を楽々園と称しています。

古代中国の宮廷の名によって命名されたと考えられているそうですよ。

園内を見渡す好所に建てられた数寄屋建築である「八景亭」の名から、一説に中国の瀟湘(しょうしょう)八景または近江八景を取り入れて作庭されたとも伝えますが、 江戸時代に描かれた「玄宮園図」に八景亭の名はなく「臨池閣(りんちかく)」と呼んでいたようです。

そのほか玄宮園図には

「鳳翔台(ほうしょうだい)」「魚躍沼(ぎょやくしょう)」「龍臥橋(りゅうがばし)」「鶴鳴渚(かくめいなぎさ)」 「春風埒 (しゅんぷうれつ)」「鑑月峯(かんげつほう)」「薩埵林(さったりん)」「飛梁渓(ひりょうけい)」「涵虚亭(かんきょてい)」

の十景が付箋によって示されており、当時「玄宮園十勝」と呼ばれていたことが確認されています。

玄宮園は、広大な池水を中心に、池中の島や入江に架かる9つの橋などにより、変化に富んだ回遊式庭園となっています。

池の水は、湧水の豊富な外堀からサイフォンの原理により導水して供給し、小島の岩間から水を落として滝に仕立てていました。

池には船小屋があり、園内で風流に舟遊びの一興を催すこともありました。また、松原内湖に面した庭園の北側には水門が開き、大洞(おおほら)の弁財天堂や菩提寺の清凉寺・龍潭寺への参詣、あるいは松原のもう1つの下屋敷である御浜(おはま)御殿への御成りには、そこから御座船(ござぶね)で出向いたようです。

http://hikone-410th.com/castle/genkyuen

お食事処

しる万 本店

住所:滋賀県彦根市安清町12-14

料亭旅館やす井に隣接した直営店です。こだわりをもった料理の質は高いので人気があります。

お店の従業員の制服も料亭ならではの格好です。

駐車スペースも充分に確保されていますが、お昼時には多くの方が来店されるので待つこともあると思います。

近江牛うどんを頼みました。
美味しかったです。

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