近年、コインランドリー利用者数が増え続けていることで、定期的に収支を得られるコインランドリーの経営をしてみたいと感じる方も多いです。
コインランドリー店舗運営の心構えと戦略、失敗しないためにどのようなことを知らなければいけないのかを解説していきます。
自己サービスの洗濯施設であり、お客様が洗濯や乾燥を行うための設備を提供します。お客様は自分の衣類を持参し、専用の洗濯機や乾燥機を利用して料金を支払います。
この記事では
コインランドリー経営の魅力やメリット,デメリット
従業員は雇う?
こちらの3点について解説をしていきます。
コインランドリーの利用方法なども解説しています。
参考にどうぞ⇩⇩⇩
実体験について
私は12店舗のコインランドリー店をコンサルティング、運営をしていました。
12店舗のうち5店舗は赤字でした。1店舗は徐々に売上を伸ばし黒字まで売上を伸ばしましたが、近くに別のコインランドリーがOPNEした途端、赤字に転落をしてしまい、色々な施策をしてきましたが回復させることができずクローズさせることにしました。
「コインランドリー経営」は経営計画を決めて運営を始めないと損をする可能性が高いです。
何をしたら良いか教えて欲しいです。
失敗談を交えて成功に至った経緯を解説していきます。
コインランドリー経営の魅力とメリットを知ろう!!
メリット
比較的低い運営コスト
コインランドリーは比較的低い運営コストで運営することができます。特にオートマティックなシステムを導入すれば、人件費を抑えることができます。
長時間営業が可能
一般的にコインランドリーは24時間営業している場合が多く、利用者にとって利便性が高いです。
需要の安定性
洗濯や乾燥は必需品であり、需要が比較的安定しています。特に大都市や学生が多い地域では需要が高い傾向にあります。
地域コミュニティへの貢献
コインランドリーは地域の住民にとって便利なサービスであり、地域コミュニティに貢献することができます。
人件費が抑えられる点と需要があるため安定した売上がとれるところがコインランドリー運営の魅力ですね。
メリットは多いですが、デメリットがあることも知っておきましょう
デメリット
コインランドリーには多くの洗濯機や乾燥機などの機器が必要です。これらの機器は定期的なメンテナンスが必要であり、故障やトラブルが発生すると修理や交換にかかる費用がかさむ場合があります。
多くの地域でコインランドリーは競合他社と競合することがあります。価格競争が激しくなる可能性があり、利益率を維持することが難しくなる場合があります。
24時間営業であるため、セキュリティ面の対策が必要です。特に夜間や人の少ない時間帯には盗難リスクが高まることがあります。
より大規模なコインランドリーを運営する場合、スタッフの確保や管理が課題となることがあります。特に忙しい時間帯にはスタッフの配置や管理が難しくなることがあります。
洗濯機や乾燥機の使用により、水や電気の消費量が増加します。環境負荷が懸念される場合もあります。
競合店舗との差別化も大事ですね。
まとめ
- 低い運営コスト:従業員の必要性が少なく、施設の維持費が比較的低い。
- 定期的な収入:顧客は自発的に利用し、定期的な収益が期待できる。
- 自己サービス形式:顧客が自分で作業を行うため、オーナーの監視が少なくて済む。
- 拡張の機会:需要が高まれば、施設やサービスを拡大できる可能性がある。
従業員を雇う?
コインランドリーは無人と思われがちですが、機械や店舗の清掃を行う従業員が必要です。
「人を雇う」か「自分で全てを担う」かのどちらかで利益が変わってきますね
従業員が必要になるときは、店内や機械内を掃除するときです。
洗濯乾燥機や乾燥機を使用しいた際にはホコリがフィルターにつき、放置していると機械の故障やお客様のモノに付着することがあります。
綺麗でない店舗は自然とお客様が離れ、同じお客さの来店はほぼほぼなくなります。
綺麗だから来た!!
安心して機械を回せる!!
良い店舗で聞かれるお客様の声は信頼ができることが多いです。
利用しやすい店舗では値段が他の競合店より高くてもお客様は来店してくれます。
10台以上の機械を入れている場合は、清掃時間に2時間以上かかります。
売上が上がれば上がるほど、清掃には時間がかかります。
月間100万の売上がある店舗は常に機械が動いているので清掃のタイミングが重要です。
従業員の勤務時間管理はとても大事になりますので、しっかりとした計画を立てていきましょう。