2024年7月から始まったアニメ「多数決」はWEBコミックを原作としたアニメ作品
ネタバレしないように魅力を伝えていきます。
アニメ化されるほど人気になった漫画ですので、一度読んでみても良いと思える作品です。
異能を持ったモノ同士のデスゲームバトルですが、今までにない新感覚アニメとなっているため、とても面白い漫画です。
WEB漫画内では人気も高く、頭脳バトルが繰り広げられています。
物語は、突如として始まった「多数欠」というゲームを中心に展開されます。
このゲームは「多数派が失われる」という過酷な生き残りゲームで、絶大な力を持つ首謀者・皇帝に立ち向かうため、少年少女たちが謎の特殊能力「特権利」を駆使しながら運命を切り開いていく姿が描かれています。
原作：宮川大河（「GANMA!」コミックスマート刊）
『多数欠』は、緊張感あふれるストーリーと個性豊かなキャラクターたちが織りなすサバイバルゲームが魅力の作品です。
物語は、突如として発動された「多数欠」という謎のシステムにより、人々が多数決で命を奪われる異常な世界を舞台に展開します。
ある日、世界に「多数欠ルール」が発動する。
ルールはシンプル。
- 選ばれた選択肢の方が消滅する（例：「犬と猫どちらが好き？」→猫派が多ければ猫が世界から消滅）
- 一定回数の多数決で、生きている人間も消される
皇帝と呼ばれる正体不明な人物が行う「多数欠」に主人公・成田実篤（なりた さねあつ）は、仲間たちと共に「多数欠」に隠された真相を暴こうとする。
果たして、世界を支配する皇帝の正体とは？
そして、実篤たちは生き残ることができるのか？
- 斬新なデスゲーム設定（多数派が消える）
- スリリングな心理戦＆能力バトル
- 予測不能な展開＆衝撃の伏線回収
- キャラクターの奥深いドラマと成長
① 斬新すぎるデスゲームの設定
普通のデスゲームとは異なり、「多数派」が消えるという逆転のルールが最大の特徴。これにより、プレイヤーは常に「少数派を狙う」心理戦を強いられる。
「正しい選択」ではなく「生き残る選択」をしなければならないという点が、従来のサバイバル系作品とは異なる緊張感を生み出している。
② 予測不可能な展開
『多数欠』は次の瞬間に何が起こるかわからないスリリングなストーリーが特徴。
「このキャラは生き残るだろう」と思っていた人物が突然消されるなど、読者の予想を裏切る展開が連続する。
さらに、物語が進むにつれて「多数欠」の背後にある黒幕や、政府の関与、特殊な能力（特権利）の存在が明かされ、次第に壮大なスケールへと発展していく。
③ 「特権利」をめぐる能力バトル
物語の中盤から登場する「特権利（とくけんり）」という特殊能力も、『多数欠』の大きな魅力のひとつ。
- 特権利を持つ者は、投票の結果を操作したり、自分の身を守るための能力を持つ。
- それぞれの特権利が異なるため、キャラ同士の能力バトルが発生。
- まるで『デスノート』のような頭脳戦×能力バトルが繰り広げられる。
能力の使い方次第で勝敗が変わるため、単純なバトルではなく「戦略と駆け引き」が鍵となるのが面白い。
